アメリカ文化 2017 6 10

 FBI長官だったコミー氏の議会証言は、
概ね想定の範囲内だったと思いますが、
少し驚いたのは、以下の点です。
2017年6月10日の日本経済新聞Web刊から引用します。
(大統領との会合の)メモは、司法省以外の人間にも見せたのか。
「見せた。親友に頼んでメモの中身を記者と共有してもらった」
(引用、以上)
 私は、10年以上前から、
アメリカは、リークすることが文化のような国であると書いてきましたが、
コミー氏の証言には、驚きました。
アメリカでは、このような形で情報漏洩する「文化」があるとはと思いました。
 日本では、FBIのような組織はありません。
日本の警察庁は、捜査機関ではなく、行政組織です。
 しかし、たとえ話として使うならば、
首相と警察庁長官が、首相官邸で会談して、
会談内容を記録して、
その記録内容を民間人の友人に見せ、
さらに記者と共有したということになります。
 各国の情報機関は、アメリカに情報提供をした場合、
アメリカには、このようなリーク文化があるので、
情報漏洩される可能性を念頭に置くべきです。
 同時に、アメリカのメディアは、
「政府高官からの情報漏洩」に依存していることもわかりました。













































































































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